懐古厨が新旧キキララを語る
グッズ紹介やら二次創作やらピューロランドやら混ざったブログ。
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③90年代後半~2005年頃
90年代後半と03年以降をまとめないほうが良いかとも思いますが、ここら辺は「絵柄やスタイルの方向性がコロコロ変わる期間」としてまとめます。(情報があまりないのもあります…
某サンリオ系レトログッズを扱うお店の店長さんが『サンリオ迷走期』と言っておられました^^;)
②の時期が終わると、ガラッと雰囲気が変わります。イチニチシリーズを例としてあげると、色合いはくっきり、目は楕円形、そして口元はっきりとした逆三角形・・・
いままでキキララの世界になかったような雰囲気のおもちゃや、見たことのない犬や妖精も登場します。
00年代になると、絵柄が楕円目のものから初期の丸い目のスタイルに完全に戻ります。当時より輪郭線が細いのが特徴です。さまざまな当時の流行からか3DCGのようなものもあります。2003年には、キキララのおうちシリーズが旧タカラ社より再販されます。現代版リメイクです。女児向けのアクセサリーシリーズやおもちゃパソコンなども発売されています。安いものでは、ラムネ菓子のついたゲームや時計など、いわゆる「食玩」系のグッズも販売されました。
そしてVivitix誕生のこの頃、キキララは子ども向けから大人向け展開に徐々に路線変更します。
この頃のキキララの友だち
●雲の動物さん→位置づけと設定は不明。昔の絵柄に戻ったので出てきた?と思われる。
●ピピ、ぺぺ、ププ、ポポ→おうちシリーズグッズ内に登場するウサギやリスたち。おうちにのみ存在かと思いきや、03年の塗り絵でもこもこバージョンが確認できました。
03年の大人ターゲットとして再デザインされたホシシリーズ?やフタリシリーズ以降、世界観は初期と同じものになりました。シンプルイズベストなのでしょうか。
ちなみに、やはりキキララのお友だちとしての条件は全身がもこもこしてなければならないようです。スパイラルパーマをでもかけたいところです。
④2006年~現在
③の時期でさまざまな色合いに変化したキキララですが、ここでは06年ドリーミーナイトシリーズ以降の独特のパステルっぽさでまとめました。
こちらは、現在良く知られるキキララです。大人の女性をターゲットとした商品展開になり、人気ブランドや他社キャラクターとのコラボが多くなっています。100均グッズでよく見られるタウンシリーズなどが有名かと思います。
2011年には横浜に初めて専門店「ゆめせいうん おもいやり星」ができ、1年足らずで閉店してしまいましたが、期間限定のショップが全国各地で開催され、現在に至ります。
また、10年12月に公式ブログが作られ、現在でもキキとララが元気に更新しています。
グッズの情報は少し遅いですが、キキララの日常が垣間見られる公式ブログはファンにとっては貴重であり、楽しみのひとつです。
現在のキキララの友だち
●雲の動物さん、さまざまな妖精さん
→初期とは設定が異なり、キキが発明した雲の製造機で生まれた動物たち、ということになっています。紫色のクマの子を筆頭とした動物、妖精たちがキキララの世界をにぎやかなものとしています。(公式ブログ内で行われた動物人気ランキングではぞうさんが1位であり、ぞうさんがセンターになった絵柄がメラミン食器などのライセンス商品で販売されました。)
●ユニコーン
→13年の大阪ショップで解禁したユニコーンシリーズのユニコーンです。白、青、ピンクの3頭が存在します。最近のグッズ展開では重要なポジションを担っており、今ではキキララよりも目立つ存在となっています・・・。しかし、このユニコーン、元は85年に誕生した海外向けグッズだったとか。
●雲の子どもたち
→10年の70年代グッズ復刻、ゴールデンメモリーズや比較的70年代っぽいデザインの『大人文具シリーズ』に登場しています。ブログでも初期から紹介されており、今も一緒に遊んでいるらしいですがほぼ登場しません。
●雲の子どもたち
→10年の70年代グッズ復刻、ゴールデンメモリーズや比較的70年代っぽいデザインの『大人文具シリーズ』に登場しています。ブログでも初期から紹介されており、今も一緒に遊んでいるらしいですがほぼ登場しません。
以上がキキララの大きく分けた4つの時代とお友だち設定になります。どの時期のキキララも当時求めらたものに適応していて魅力的です。
また、①~④どのシリーズに関しても、時代と主に初期からあるイラストのテンプレがさまざまに変化しています。
絵柄は違っても、構図が違ったり、最近のもので言えば装飾品が増え、ただの白ワンピースだったキキとララもとてもおしゃれになりました。
☆さいごに
捻くれものの私がなぜここまでただただ可愛いと人気のキキララにハマったのかと思い返すと、やはりレトログッズの「絵から伝わる何か」です。
誕生ストーリーが切ないなどといわれますが、それはキキララに興味を持ち、調べていくにつれ知っていく情報です。つまりは興味を持たなければ知らずに終わることです。
キキララの魅力は絵から伝わってきます。
散々述べたように当時のキキララと現在のキキララは形こそ同じですが、階級が上がった感じがします。
ドレスアップしたキキとララはものすごおおおく可愛いですが、70年代の2人から醸し出された独特の陰りは、そこにはありません。
子ども時代の思い出の片隅に佇むキキとララは、現代の女子のオシャレアイテムとして役割を担うようになりました。
みなさんは、どの時代のキキララが好きですか?
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☆キキララの時代別の表情と商品展開について
キキララを年代別雰囲気でまとめると、主に4つが存在すると思います。
以下に書くことは、全て私自身が調べたり人から聞いて得た情報なので多少の年度の誤差や間違いがあるかと思います。ご了承ください。①76~84年
誕生から多くの少女の心をつかんだキキララの原点です。レトログッズマニア層に大変人気がある旧タカラ製おうちシリーズなども含まれます。
その魅力を誰もが感じ取ることが出来るのですが、誰もが的確に言葉には出来ない。しかし、可愛いという形容詞はマッチしていないようにも感じます。シンプルな線で可愛いだけでなく、なんだかほっとけなくて、母性本能を擽る...見ていると居てもたっても居られないあの感じです。少し孤独感があるのだと思います。
『可愛すぎて、少しさみしげ』くらいでしょうか。その魅力を誰もが感じ取ることが出来るのですが、誰もが的確に言葉には出来ない。しかし、可愛いという形容詞はマッチしていないようにも感じます。シンプルな線で可愛いだけでなく、なんだかほっとけなくて、母性本能を擽る...見ていると居てもたっても居られないあの感じです。少し孤独感があるのだと思います。
懐古主義であった自分も当初はこの年代のキキララからハマりました。
この時代の設定は、いちご新聞デイズやいちご新聞12月号(キキララ誕生日特集)の誕生秘話などで見ることができます。
ここはコアな話専用なので、広く知られていない設定を記載したいと思います。
また当時の塗り絵などでキキララの友だちの設定を知ることができましたのでまとめます。
初期レギュラーの友だち:雲の子どもたち、雲の動物さん、妖精たち
●雲の子どもたち、動物さんは雲の国(雲の遊園地がある)に住んでおり、キキララとよく遊んでいる。
●雲の子どもはキキララよりひとまわり小さい
→キキララのグッズに見られる登場人物(妖精さん、動物)の多くはキキとララより小さく描かれることが多いが、雲の子も同様にひとまわり小さいようです。どうでもいい情報です。●雲の動物さんは雲の国に住む動物たち
→おなじみのキキ発明、『雲の製造機』より生み出されたとされるあの動物さんたちは、雲の国の住民でした。
●妖精たち
→雲の妖精、虹の妖精、星の妖精など、種類別に姿が違います(いつか記事にしたいです)
②85~95年頃
85年の「トゥインクル星」シリーズから、動きのあるキキララが登場しました。パステル調で、目が楕円形になったのはこの時期です。頭が大きく、身体もスマートになりました。
ティンクル星シリーズ、お花屋さん(個人的命名)シリーズ、お菓子の家シリーズ、
そして、スヤスヤランドのネムリンシリーズ(手紙シリーズ?)お城シリーズと判明しました。
がこの時代です。
独特の衣装を着た夏シリーズもこの時代。今の20代~30代の人が幼い頃に見たあのキキララです。
お花屋さんシリーズはくろがねの学習机『キキララデスク』に使用されています。(余談ですが、このキキララデスクのTVCMを渋谷のケアベアコラボ展で見ることができ、大変感動しました。)
80年後半には「サンリオ世界名作シリーズ」によってキキとララの青い鳥、ヘンゼルとグレーテルのアニメ絵本が作られました。ちゃんとしたアニメで登場したのは「青い鳥」の映画版が始めてかとおもいます。なおヘンゼルとグレーテルは93年にアニメかされています。
90年代になると、ゆめ星雲を舞台としたアニメが登場します。(私はこのアニメシリーズが大好きです!)ちなみにこのアニメでは、キキララがなぜかおもいやり星に留学?しているような設定となっています。●ネムリンについて
→89年のシリーズグッズより登場し、アニメに準レギュラーとして出演したキャラです。
おもいやり星の隣国である「スヤスヤランド」の王子であり、キキララの親友のようなポジションです。ちなみに、グッズでは宇宙船のようなものに乗っている描写がありますが、アニメではホウキにのっています。
ネムリンは、キキララの世界で私が最も愛するキャラクターです。
しかし過去シリーズグッズとして発売されたにもかかわらず、公式ブログでは一切紹介されず消えたキャラクターのように思っていました。挙句の果てに11年に発売された学研ムックのグッズ紹介ページに「ネコ」と書かれてたのがかなりショックでした。
しかし今年(2014年)になって、ケアベア展で公開された「History of little twin stars」の中に、名前入りで登場しており、それを見た私(の心)は歓喜余って泣き崩れました。(誰もわかってくれない)サイン会でアピールしたのもよかったかもしれません。
アニメの印象が強いネムリンですが、グッズのネムリンは70年代のあの形容し難い表情を髣髴とさせ、ものすごく可愛いのです!
キキララも動きがあり、活発になったといえどグッズには独特の温かみと物悲しさがあります。ネムリンはその時代の風景の一部として壮大なパワーをもっていました。
そのほかの友だちに関しては、アニメのゲストキャラのほか、グッズでも見られません。
ただ、この時期完全に雲の動物さんたちは姿を消しています。
また、アニメ化に伴って、76年発売の『あなたの友だちキキララ』がリメイクされ、新たな楽曲が何曲も作られました。個人的フィルター掛かってるかもしれませんが全部良い曲です。
※28年9月一部修正
その②へ続きます…
☆はじめに
2015年の40周年に向けてなのか、キキララの販売展開はここ2年で大きく変化しました。各地で期間限定ショップがオープン。渋谷のキキララカフェは毎日長蛇の列となりました。
見るところ、メディア効果や多様なコラボからファンの目的が入り混じって大きくなった様です。
私としては、多くの人がいろんな形でキキララに触れる機会が増えたのは喜ばしく思います。 しかしね・・・
好きすぎるものがすごい速さでどんどんグッズとして発売される!!
ゲリラ情報もあり、本気になってから(いい意味で)心が忙しない日々です。
ゲリラ情報もあり、本気になってから(いい意味で)心が忙しない日々です。
今までも思い入れのあるキャラクターはいましたが、全てマイナージャンルであってこれほどグッズが大量に販売されることはありません。
なのでキキララを好きになって、自分でも信じられないほど行動的になりました。引きこもり捻くれヲタがうそのようです。(ここは個人的なブログなので、書きますが・・・)
経済的にはやっぱつらい!
キキララのために毎日が節約です。
そこで、自分の【基準】を知り、そのキキララを集めることにしました。
これは貧乏学生(今も貧乏ですが)時代からやってきたことであり、何かが『好きすぎる』ファン全てに有効かと思われます。
「キキララならなんでもたくさんほしい!持っている人がうらやましい!」
こうなってしまうと、自分のペースで愛することが出来ず、不安になってしまうかもしれません。誰よりも大富豪でない限り、全てをお金で解決することは不可能でしょう。
私は80年後半~90年代のグッズと当時作られたアニメのキキララが非常に好きです。
今でこそ、ブログやムック本が発売され、集約してwikipediaに書かれる設定が生き残っていますが、時代によって設定が大きく異なります。
設定が初期と変わってしまうのは息が長いキャラクターである以上仕方のないことですが、
そういった矛盾点の指摘ではなく、80年代後半からのグッズにおける無邪気な動きのある表情に胸が熱くなります。
そういった矛盾点の指摘ではなく、80年代後半からのグッズにおける無邪気な動きのある表情に胸が熱くなります。
そこが私にとってのひとつ【基準】です。萌えポイントとでも言っておきます。
次の記事で、キキララの年代別の雰囲気の違いについて書こうと思います。
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